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  堺七まちについて



平安時代の「堺」は既に、摂津国、河内国、和泉国の境に発展していました。周囲に堀をめぐらし、環濠都市として国際貿易の堺は海外でも知られています。仁徳天皇御陵と古墳群で有名な地域でも有り、その鉄器技術は鉄砲から刃物として現在の堺に続いています。

「堺」の鍛冶職人により作られた タバコ包丁を幕府は全国に販売しました。当時、中浜筋周辺の 「七つの町」 に、その職人の多くが居住していたことから、その周辺を鍛冶職人は「七まち」と呼んだそうです。 堺出身の思想家、歌人 与謝野晶子も「七まち」を詩に詠んでいます。しかし、そのいわれの多くについては今では殆んど知られていません。




住之江や 和泉の街の 七まちの 鍛冶の音きく 菜の花の路